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2024/11/22
クリスマスや大晦日といえば、どこの飲食店も大にぎわいを見せる時期です。
つまり、飲食店にとって売り上げアップが見込めるとても大切なタイミングとなりますが、そんなときこそ青天井に収益を伸ばすための方法を考えておくべきではないでしょうか。
▼この記事でわかること
・クリスマスや大晦日の前に準備すべきこと
・売り上げアップを目指すポイント
・満席でも売り上げを伸ばす方法
お客様からの需要は大きくなる時期だからこそ、ニーズに応える準備をしっかりしておけば、売り上げという形になっていくはずです。
この記事では、飲食店がクリスマス〜大晦日前にできることを徹底的にご紹介します。
「繁忙期のはずなのに満席にならない…」と集客に悩んでいる経営者さんや「満席になるけど売り上げはもっと伸ばしたい」という熱意のある経営者さんはぜひ、テクニックを取り入れてみてください。
目次
クリスマスから大晦日に売り上げアップを狙うなら、まずは下記を徹底的におこなっていきましょう。
①既存のお客様に案内状を出す
②期間限定プランを考える
③季節の限定メニューを作る
④SNSで季節メニューを宣伝
⑤デリバリーサービスに力を入れる
上記を徹底的に作り込むことで、売り上げは青天井になることも。
詳しく解説していきます。
一度利用して「良い」と思ったお店には、足を運びやすくなるものです。
特にクリスマスや大晦日には、自分だけでなく複数人で楽しむことを目的にしていることが多いため、「失敗したくない」という考えから、よく知っているお店を選びたくなるもの。
だからこそ、一度きてくれたことのある既存のお客様には、案内状を送って思い出してもらいましょう。
下記でご紹介する「期間限定プラン」や「期間限定メニュー」の紹介はもちろん、再来店をする人にだけ送るクーポンを作っておくのも良いですね。
この期間までにLINE登録やメールアドレスの取得など、お客様と連絡が取れるよう根回しをしておく必要もあります。
幹事をしなければならない人の立場になると、一度行ったことのあるお店なら「ここなら任せられそう」と信用してもらいやすく、大きな助け舟になるかもしれません。
クリスマスや大晦日の売り上げアップを狙うなら、期間限定プランの制作は必須と言えるでしょう。
いつもと同じお店の経営では、わざわざその季節に選ばずとも「まぁいつでもいっか」と後回しにされてしまいます。
どんな層の人たちに、どのようなプランが刺さるかを具体的に思い浮かべてみましょう。
・カップル:2人で食べるとお得なプラン、1人じゃ食べにくいカップル限定プラン
・家族:何人家族でも対応できるような柔軟プラン、子供も喜ぶお子様プレート付きプラン
・同僚:人数分の料理が出る飲み放題プラン、大人数でも対応可能なパーティープラン
・友人:女子会映えするおしゃれプラン、男の集まりで食べ応えある肉たっぷりプラン
はやければ11月から忘年会をする人もいます。
12月にはカップルや独身の集まりでパーティーをする人も現れるでしょう。
大晦日にはたくさんの友人グループが集まって、テレビを見ながら年越しができる場所を探しているかもしれません。
自分のお店のイメージにあうプランを、柔軟に考えて打ち出すことで、思いもよらない売り上げになるかもしれません。
人は「期間限定」という言葉に弱いものです。
季節感のある食材を使った料理や、イベントをイメージさせる美しい見た目の料理には飛びついてしまうのも、その季節ならではだから。
反対に季節感のある料理がないお店は、わざわざその時期に利用しなくても良いので、ほかに魅力的なメニューがあるお店を選んでしまうのが人間の心理でしょう。
・カップルのデート
・クリスマス女子会
・同僚と忘年会
・友人と年越しパーティー
・家族でクリスマスパーティー
自分のお店にどんな需要があるかをおさえたうえで、どんな食材を使うどんなメニューなら喜んでもらえるかを徹底的に考えていきましょう。
期間限定のプランや季節限定のメニューを作ったら、SNSでしっかりと宣伝していきましょう。
店頭で看板を出すだけでも地元の人には届きますが、売り上げを伸ばしていくなら新規顧客の集客にも力を入れていく必要があります。
せっかく工夫をして作り上げたプランやメニューは、しっかりと宣伝し存在を多くの人に知ってもらいましょう。
最近ではSNSで話題になったお店が大繁盛する、という流れも珍しくありません。
「自分にはSNSがわからない…」という人は、プロに依頼をするのもひとつの手。
宣伝したいプランや商品をどう宣伝すべきか、まずはSNSを日頃から使っている若いバイトスタッフを頼ってみるのも良いでしょう。
クリスマスや大晦日はいつもと違うものが食べたいけれど、混雑するお店に行くのは気が引ける…という人も珍しくはありません。
そんな人たちに向けて、デリバリーサービスを使い料理を届けてあげると喜ばれるでしょう。
あわせてテイクアウトメニューも充実させると、家でゆっくり時間を過ごしたいという人にもフラッと立ち寄って持ち帰ってもらえます。
売り上げを青天井にしたいなら、デリバリーやテイクアウトメニューをいかに上手にまわせるかが、コツになってきます。
クリスマスや大晦日を迎える前に、下記の確認もおこたってはいけません。
・必要な人材の確保
・お店の雰囲気作り
・予約システムの見直し
お店がいそがしくなるのであれば、人材確保は必須です。
いそがしくてお店がまわらないと、かえってお店の印象が悪くなり、口コミ評価が悪くなってしまいます。
また、せっかく期間限定のメニューやプランに惹かれてきてくれた人をもてなすために、お店の雰囲気も作りこめると良いですね。
SNSで紹介してもらえるような店内を作っておけば、口コミで自然と人が集まります。
1年のなかには複数のイベントがありますが、飲食店が売上を大幅アップできるタイミングといえばクリスマスから大晦日です。
多くの人が大人数で集まり、外食を楽しむ季節だからこそ、飲食店はその需要に応えられるよう準備をしておく必要があります。
反対に、クリスマスから大晦日にかけて売上が思うように上がらなかったという飲食店は、その後の経営もズルズルと落ち込んでしまうかも。
飲食店の場合、3年経営が続けられるお店は全体の30%と言われています。
もしこの時期に赤字が続いてしまっているようなら大損する前に、どうすれば赤字を最小限にして閉店できるかまで視野に入れておかなければまずいかもしれませんね。
閉店の際の店舗の居抜き売却であれば、数十万円〜数百万円の黒字を残せる場合があります。
「居抜き売却」をご存知ないかたは、下記の記事もあわせてご活用ください。