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ロードサイド物件の居抜き売却がしたい!高額売却の狙い方・コツ

2025/10/21

「ロードサイド物件」の特徴は、国道などの幹線道路をはじめ公道沿いにあり、車での来客が多いということ。
街中にある繁華街や小道にある露店などと比べると、足を運ぶ客層の幅が広いことや、近隣のイベント状況によって安定した集客が見込めることがあります。

 

一方で、ロードサイド物件と言っても集客しやすい場所とそうでない場所があり、選び方が悪いとうまく車が入ってこないので、スルーされてしまうということも。

 

「ロードサイド物件だけどイマイチだから、居抜き売却をしたい」
「ターゲット層にささらなかったから、もっと活用できるオーナーに譲りたい」
「もっと別の立地でやりなおすために、高額売却がしたい」

 

こんなときには、その物件にあるメリットとデメリットを洗い出したうえで、アピールポイントを考えていくのが基本です。

 

この記事では、ロードサイド物件の魅力を正しくアピールするためにおさえておきたいメリットや、おさえておくことで悪目立ちさせないデメリットもご紹介します。

 

ロードサイド物件の特徴・メリットになるポイントとは?

ロードサイド物件は、立地が良いものを選べると集客がしやすいのが特徴です。
まずはメリットになりうるポイントからご紹介します。

 

居抜き物件を購入したいと考えている人が、ロードサイド物件になにを求めているのか把握して、準備を進めていきましょう。

 

ロードサイド物件のアピールポイント①:商圏で立ち寄りやすい

車で移動をするとき、一般的には目的地から10〜15分圏内にあると立ち寄りやすいと言われています。
たとえばイベント会場やアミューズメント施設、住宅街の近くであれば、一定の集客を見込めるでしょう。

 

具体的な立地としては、2ブロックほど先に信号があり、入るかどうかを検討する時間をもうけられる立地であれば、スルーされにくいです。
一方で、スピードを出して走っているときに突然現れるような立地にあると、立ち寄るための準備ができずにスルーされてしまいます。

 

認識されやすく方向転換がしやすい場所に看板を立て、「そこで休憩しようか」と検討してもらえる余裕のある立地であれば、ロードサイド物件の強みを活かしやすいです。

 

ロードサイド物件のアピールポイント②:広々としていて入りやすい

車で移動する人が検討しやすい飲食店はやはり、駐車場に余裕があること。
「いつ行っても駐車場が空いていて入りやすい」と思ってもらえれば、ちょっとニッチな場所にあっても「あっちの方面に行くならあのお店」と常連になってもらいやすいです。

 

たとえ店舗の中がそこまで広々としていなくても、「かならず車が停められる」というお店であれば、ひと休憩のスポットとして重宝されます。

 

店舗が狭いのであれば、長居を前提とせず回転率を重視するような飲食店に人気です。
一方で店舗も広いのであれば、腰をおろしてゆっくりしたいファミリー層向けの座敷を用意しておくと、くつろいでもらいやすいかもしれません。

 

ロードサイド物件のアピールポイント③:坪単価が低め

駅前やオフィス街など飲食店の立地として人気な王道スポットと比べると、坪単価が低めになる傾向があります。

 

ロードサイド物件であれば近隣住宅から集客できるだけでなく、近くの商業施設からお客さんを連れてくることもできるでしょう。

 

しっかり集客ができる導線さえ作れれば、幅広い客層の確保が可能なのがロードサイト物件のなによりの強みです。

 

ロードサイド物件の特徴・デメリットになるポイントとは?

一見すると集客しやすいロードサイド物件ですが、立地や売り出し方がイマイチだと人が入ってきません。

 

「居抜き売却をしたい」と感じているのであれば、デメリット部分の影響が大きく出ているのかもしれません。

 

デメリット部分をどうすればカバーできるのか、あるいは魅力に変えられるのか、ポイントをお伝えします。

 

ロードサイド物件のデメリット①:駐車場が狭い

ロードサイド物件の要となるのが、駐車場の広さです。
たとえ小さな店舗でも駐車場が広ければ「あそこなら入れるはず」と考えてくれる利用者は増えます。

 

一方で駐車場が狭いと「駐車できないから入れない」と、検討すらしてもらえないことも。
どうしても駐車場が狭い物件の場合には回転率を上げる提案をするほか、近くに駐車場を探しておくなど、代替案があるといいですね。

 

ロードサイド物件のデメリット②:スルーされてしまう立地

ロードサイド物件は交通量が多い道路ほど有利、ということはありません。
たとえば信号や交差点などとの関係性は、入り口に気づいてもらえるかどうかに大きく関わります。

 

赤信号で停止しているときに検討してもらいやすいことや、交差点で曲がった先でそのまま入りやすいことなどがアピールできれば、大きなプラスポイントです。
反対に、視認したときには方向が変えられない、というような立地にある場合、「スルーされやすい」という事実は隠さずに伝えたうえで改善策を考えておくべきでしょう。

 

ロードサイド物件のデメリット③:人が集まる場所が遠い

人里から離れた有名な観光地に向かう途中、などの「休憩したい」「お腹を満たしたい」というニーズに応えられる場所なら、人が集まる場所ではなくても集客には困らないでしょう。

 

一方で、観光地の人気に季節的な変動がある場合や、そもそもニーズのない場所にお店を開いても、わざわざ訪れてくれる人は少ないはず。

 

駅前や商店街とは異なるニーズがあるロードサイド物件ですが、道路沿いにあれば車が来てくれる、と考えるのは危ないです。

 

ロードサイド物件を売却したい!アピールポイントを考えよう

手放したいロードサイド物件にあるメリットとデメリットを洗い出したところで、アピールポイントを深掘りしていきましょう。
デメリットになる部分は解決策を用意するほか、自身の店舗ではうまくいかなかった理由も添えておくと、次のテナント希望者に前向きに検討してもらいやすいはずです。

 

ターゲットになりやすい層を見極めて提案する

日頃の経営を通して気づいた「どんな客層が多いのか」「なぜ集客がうまくいかなかったのか」などの情報は、とても有益なものになります。

 

反対に、「どんな集客ができれば人が集まるのか」「どんなターゲット層を見込む経営なら良いのか」という提案を考えておくのがおすすめです。

 

ターゲット層を変えれば需要が上がるのか、テイクアウトやドライブスルーなどの挑戦に需要はあるのか、など視野を広げてアピールすることで、高額取引に成功しやすいです。

 

【まとめ】ロードサイド物件は居抜き売却しやすい!ご相談ください

ロードサイド物件はニーズをおさえておけば比較的、高額取引がしやすいです。
ただし立地やターゲット層などをおさえなければ、集客がかなり難しくなるというのも事実。

 

居抜き物件の買取をしたいと考えるオーナーを見つけるためには、テナントの魅力と強み、デメリットのリカバリー方法をおさえておく必要があります。

 

居抜き物件の買取を専門としている弊社では、買取だけでなく物件の無料査定もおこなっております。
居抜き物件のプロがお客様のテナントの魅力とデメリットをしっかりと見定め、買取あるいは売却のお手伝いをさせていただくことが可能です。

 

居抜き物件に関するご質問やご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。

 

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