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2024/07/22
多くのお店が1つの通りにまとまり、にぎわいを見せる商店街。
しかし近年では、商店街の衰退や空洞化などが話題となり、シャッター街になってしまった商店街も珍しくありません。
しかし同時に、「商店街は復帰の兆しがある」という声が増えているのも事実です。
▼この記事でわかること
・商店街の物件の需要とは
・商店街にある物件を居抜き売却する方法
・商店街の物件を高額取引するコツ
商店街にある店舗を閉めようと考えているということは、もしかするとその商店街が全体的に、英気を失ってしまっているのかもしれません。
あるいは後継がいないなど、続けたいという意思に反して苦肉の決断をしているのでしょうか。
いずれにしても、商店街にある物件には一定の需要があります。
これから居抜き物件をしたいと考えているのであれば試しに一度、査定の見積もり依頼を出してみることで、今後どう動いていくべきかの見当がつくかもしれません。
目次
商店街の物件は、居抜き物件として一定の需要があります。
具体的には下記のような理由があり、造作物や設備の状況が良いほど需要は高いです。
①商店街で協力ができる
②地域が応援している
③店舗が小ぶりで借りやすい
すべての条件に当てはまるわけではなくても、売却相談や内見の際には良い部分をしっかりアピールすることで、買い手が決まりやすくなります。
また、今からでも条件を良くできる部分がないか、居抜き買取専門業者と相談をしてみるのも良いでしょう。
「商店街は廃れ始めている」と言われる風潮はかえって、商店街でお店を営む経営者たちの心に火をつけることがあります。
商店街はそもそも、多業種が集まってできているからこそ、さまざまな機会を作り幅広い人を呼び込むための条件は揃っている場所です。
近隣のお店と協力してイベントや企画を作ることで、集客力をアップさせることができるというのはアピールポイントのひとつになり得ます。
特にお店どうしの関係性が良いのであれば、目をつける経営者もいるでしょう。
少子高齢化とともに、居住エリアとして人気のあるエリアにばかり人が集まる現代。
地域によっては、街の活性化を目標に「商店街起業補助金」や「空き店舗対策補助金」などを取り入れていることがあります。
お店を開業するとき、多くの場合に金融機関からの融資や自己資金をもとにするものですが、地域の活性化に力を入れている場合には補助金制度などにも注目すべきです。
次にテナントを使いたい、という経営者が現れやすいよう、地域全体の取り組みも確認しアピールポイントとしておさえておくと良いでしょう。
特に飲食店は、店舗が大きければ良いというものでもありません。
商店街の店舗は小ぶりであることが多く、大型店舗よりも家賃がおさえられるうえに人件費を削減できることを魅力に感じる経営者がテナントを探しています。
まだ廃れ切っていない商店街のお店なら、やり方次第で集客もしやすいです。
商店街の物件をなるべく高額で居抜き売却したいとき、コツとしてはたとえば下記があげられます。
①商店街の強みを見つけておく
②マイナス部分もちゃんと伝える
③日頃から状態を良くしておく
それぞれのコツについて、詳しくご紹介します。
商店街にある物件なら、物件そのものや立地などの条件以外にも、商店街という環境が強みになり得ます。
・定期的に開催されているイベント
・地域で人が集まる行事
・観光客に対しアプローチできる魅力
・店舗どうしの関係性
・商店街や周りの治安
上記のような条件が良いほど、店舗以外の部分に価値を見つけてもらいやすくなります。
たとえ現状としては盛り上がりに欠ける商店街であっても、活性化に向けて委員会ができたなどの事実があれば、期待をすることはできるはずです。
店舗の魅力だけでなく、商店街の状況まで視野に入れたうえで、魅力を口に出して説明できるように準備しておきましょう。
「できるだけ高額で購入して欲しいから」という気持ちはわかりますが、マイナス部分を隠して売却しようとするのはおすすめしません。
取引前に隠し事が見つかれば、信用問題に響き取引がうまくいかなくなる可能性があります。
たとえ取引後に見つかった場合にも、トラブルに発展する可能性はじゅうぶんにあり、場合によっては賠償金を請求されてしまうことも。
マイナス部分もしっかり伝えたうえで、どうすれば改善できるか考える姿勢を大切にしてみてください。
お店を閉じることを決め、居抜き売却をしようと考え始める前から、魅力的な店舗作りを心がけられるとベストです。
たとえば、見えない部分だからと厨房の環境をおろそかにしていると、内見時に印象が悪くなります。
また、周りのお店や近隣に住む人との関係性が悪いと、新たなテナントはその印象を引き継いでしまうことがあるため、敬遠されることが多いです。
一方で、日頃から愛される店づくりをしており、常連さんがいるようなお店であれば、その影響を引き継ぐこともできるためお店自体の価値も上がります。
お店作りとして日頃からコツコツと積み上げたものは、居抜き売却のときに役に立つことが多いです。
「もう遅い」とは思わずに、まずはお店の中をきれいに保ち、設備を整えることから始めてみてはいかがでしょうか。
飲食店のテナントの居抜き売却は、一般的な不動産会社にお願いするよりも、「居抜き売却専門業者に依頼するのがおすすめです。
一般的な不動産会社では、飲食店の居抜き物件を取り扱うことに慣れていないことも多く、購入希望者が思うように見つからないことが珍しくありません。
たとえば居抜き売却専門業者である弊社では、居抜き物件の買取希望者を探させていただくほか、場合によっては弊社が買取をおこなっております。
飲食店の居抜き物件買取を専門とさせていただているからこそ、居抜き売却にあたり必要な手続きのほとんどを弊社で対応させていただけるので、手間をとっていただく必要がありません。
▼弊社で居抜き物件を買い取りする場合の流れ
①お問い合わせフォームからご相談
②内見と査定
③貸主様への承諾交渉
④譲渡契約の締結
⑤弊社からお客様へお支払い
⑥物件の引き渡し
あるいは、当社独自のネットワークを活かすことで、非公開のまま購入希望者を探すことも可能です。
まずはお気軽に、今の状況やご希望の内容をご相談ください。
需要が高い物件ほど、居抜き売却時には高額査定がつくものです。
そこで「ウチの商店街はほぼシャッター街だし、買い取ってすらもらえないかも…?」と心配している人もいるかもしれませんね。
弊社では、どのような物件でも可能な限り良い部分を見つけ出し、経営者様の気持ちに寄り添った査定を心がけております。
無料で査定をおこなわせていただきますので、お気軽にご相談ください。