飲食店は、様々な理由で「閉店」「譲渡」「売却」を迎えますが、その一つ一つが全く違う条件。
プロはどんなところを見て査定しているのでしょうか。
駅から近いほど不動産価格が上昇するのは、飲食店の居抜きでも共通
駅前立地の好条件な物件は、高額傾向!
場合によっては1000万円以上も!
個人経営のお客様には駅近は高嶺の花…
駅から少し離れた、人通りの多い物件が人気
「駅から遠い」=「売却出来ない」ではありません!
個人向け・企業向けで広さの需要は異なってくる
1番人気のあるサイズは、15〜30坪前後!
個人向けには10坪前後でも需要あり。
広さは十分でも、柱や壁、厨房やトイレの位置で
思うように座席数が確保出来ないと価格に影響有り
小さいからといって、
需要がないわけではありません!
日々の心がけ次第で見積もり額をUP
汚い・壊れかかった道具よりも、
毎日大切に使われてきた器具は査定UP
日々の営業の中で店内はもちろん、
厨房内の定期的な掃除で清潔感を意識
次に使う方の気持ちを考えましょう!
大家さんの中には、居抜きに抵抗感のある方も見受けられます。また、一度契約した原状回復義務を撤回して頂く交渉や、適切な相場観など、ノウハウがないと出来ないことが非常に多くあります。そのため、経験の浅い会社では、交渉に失敗してしまうケースが多々見受けられます。
先に解約を通知してしまうと、大家さんは次のテナントを探し始め、原状回復工事(スケルトン)の期限も決まってしまいます。また、次のテナントを大家さんが決めた場合、スケルトンを前提にしているため、交渉をしても、居抜き売却が出来なくなってしまいます。
複数の居抜き業者に依頼すると、お店の希少性が下がってしまい、価格が下がってしまう可能性があります。お店を探している買い取り希望者は、まだ誰にも知られていない物件を欲しがりますので、まずは1つの会社にしぼって依頼し、もし売却が決まらない場合に、段々と広げていきましょう。