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2022/02/22
閉店を考えている飲食店舗が古くても、高く売れることがあります。 一般的な居住用の家の場合、新築にこそ価値があると思われがちです。 しかし飲食店の場合は、古い店舗だからこそ需要があるケースもあります。
▼この記事でわかること
・古い飲食店舗が魅力的な理由
・古い店舗を高く売るコツ
・古い飲食店舗の強みを活かす方法
この記事では、古い飲食店舗の閉店を考えているオーナー様に向けて、古い店舗だからこそ高く売れる理由やコツをご紹介します。
★この記事の筆者 居抜き物件の売買専門業者です。 古い物件も高値で買い取ってきた実績あり。 お気軽にご相談ください。
目次
特に飲食店の場合、店舗が新しければ良いというものでもありません。 みなさんも、最近できたばかりの雰囲気を漂わせる人のいない飲食店より、老舗で長く営業していそうなおもむきのある店舗に足を運びたくなることがあるはず。
飲食店を経営するなら、物件が古いこと自体がメリットになるケースもあります。
▼古い店舗が魅力的な理由
・長期ユーザーがついている
・必要な設備が揃っている
・営業の様子を見てから買える
それぞれのポイントについて解説します。
長年に渡り経営されてきた店舗には、長期的に利用してきたユーザーがいることがあります。 地域に愛されているお店だからこそ、店舗を新しくした後も足を運んでもらいやすいです。
「地域に密着していきたい」と考えている新経営者には、好んで買取りたいという人もいるほど。
新規開拓をしなくてもお客さんが店舗の存在を知っている、というのは、大きなメリットになり得ます。
例えば飲食店なら、
・床、壁、天井
・水回り、配管
・ダクト
・グリーストラップ
・空調
・トイレ
などの設備がすでに揃っていれば、スピーディーに開店できます。
ゼロから飲食店を開くなら、準備の時点で費用や時間がかかります。 例え新品の綺麗さがなくても、掃除をしてカバーをつければ気にならなくなるなら気にしない、というオーナーさんもいらっしゃいます。
初期費用はおさえたいものだからこそ、古い飲食店舗でも問題なく売却できることがあります。
店舗の買取をしたいオーナーさんにとって、営業中に内覧をして決められるのは安心材料の一つになります。
まだ店舗営業をしているときにこそ、新オーナーを見つけるチャンスです。 解約予告中、閉店まで家賃を払い続けなくてはいけない間に、お客様が店舗にきている様子を見てもらうことで、常連客がいることや地域に愛されていることをアピールできます。
閉店する理由が経営不振である場合にも、新店舗にとっては問題にならないことがあります。 今の店舗が持っている強みを最大限に活かしてもらえるよう、最後までしっかりと経営していけると良いですね。
古い飲食店舗を高く売るためには、事前準備が大切です。 新オーナーも人なので、人として「どんなものなら買いたいか」を気にして売却準備を進めましょう。
・清掃できているか
・故障品がないか
・リース品は精算できるか
とても基本的なことばかりですが、忘れずに確認しましょう。
売却したいなら、店舗は商品であるという意識を持ちましょう。 売却希望の情報を耳にした新オーナー希望者が、いつ店舗にきても良い印象を持ってもらえるように、常日頃から細かい部分まで清掃するように心がけましょう。第一印象は売却額にも大きく影響します。
空調など、故障品があると価格交渉で不利になることが多いです。 募集をかける前に、可能な限り整備をしておきましょう。
設備の中にリース品がある場合、譲渡の対象になると思い込まれてしまうのは危険です。 リースの満了期や残高は事前に確認し、新入居希望者にはしっかりと説明できるようにしておきましょう。
古い飲食店舗の強みは、すでにある設備です。 新オーナーがゼロから投資開拓しなくても良いからこそ、古い物件に魅力を感じるもの。
古い物件を売りたいなら、スケルトン工事をしないで引き渡せることが重要になります。 つまり「居抜き物件」として売り出す必要があります。
弊社にご相談いただければ、店舗の状況から無料で売却可能額の見積もりを出させていただきます。 「まだ売却を決心していない」という方も、お気軽にご相談ください。
✔️注意 もし賃貸契約書に「現状回復工事」が必要である文言があるなら、家主に相談して居抜き物件として新オーナーに譲ることを承諾してもらう必要があります。 ただし交渉内容や進め方を間違えてしまうと、居抜き譲渡の承諾を得られない事もありますので、まずは私たちプロに無料ご相談ください。