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2024/05/22
「閉店」というと多くの場合、原状回復工事や解約予告期間、リース残高などの金銭面での負担が立ちはだかります。
飲食店を閉店して売却する「居抜き売却」では、工事をせずに次のテナント借主へ物件を開け渡すことができるため、工事が不要です。
工事費用がまるまる浮くのはもちろんのこと、売却にあたり黒字になるため、黒字閉店も夢ではありません。
▼この記事でわかること
・飲食店の居抜き売却の相談は誰にすれば良い?
・居抜き売却をする際の注意点とは?
・居抜き物件の買取業者の選び方とは?
「飲食店の閉店をしよう」と思っても、さまざまな理由から「誰にも相談できない…」と頭を抱えてしまう経営者さんは多いでしょう。
居抜き売却の相談をするなら、居抜き物件の買取専門業者であれば、気兼ねなくプロ目線の話をしてもらえるはずです。
弊社は居抜き物件の買取専門業者として、飲食店の売却を検討している経営者様からのご相談を無料でうけたまわっております。
状況にあわせて正直に判断させていただきますので、無理な買取などは一切おこないません。
ぜひ安心して、お気軽にご相談いただければと思います。
この記事では、飲食店を閉店し売却したい経営者さんに向け、居抜き売却の相談として多い悩みの例や、相談をする際の注意点を詳しくご紹介します。
目次
どんな飲食店でも問題になりやすいのは、店舗をスケルトン状態に戻さなければならない「原状回復工事」にかかる費用です。
原状回復工事は退去するテナントの借主が退去前にしなければならない工事で、小さな店舗でも数百万円の費用がかかります。
もし手元にまとまったお金がないのであれば、預託している敷金から差し引かれることもあります。
ただし、敷金償却により賃料の数ヶ月分を差し引かれるなどの契約状態になっている場合には、閉店にあたり追加で費用がかかるのが一般的です。
しかし「居抜き物件売却」をすることで、原状回復にかかる費用をまるまるおさえることができるため、閉店の赤字と黒字を分けると言っても過言ではありません。
飲食店店舗の売却相談をするなら、やはり居抜き物件買取専門の業者にお願いするのがおすすめです。
居抜き物件買取専門の業者であれば、下記のような点を具体的に確認し、伝えてくれます。
・相場
・賃貸借契約の内容
・必要な手続き
店舗の売却にあたる情報は店舗の状況によって異なるため、たとえ過去に居抜き売却をした人であっても、具体的にアドバイスをするのは難しいです。
また、売却をする場合になぜ、どれくらいの価格で売却できるのか、相場が気になるのは当然のこと。
居抜き物件買取の専門業者であれば、プロとして根拠もしっかり説明してくれるはずです。
売却相談をしたいのであれば、やはりその道のプロへ相談するのが得策でしょう。
「居抜き売却をしたい」と考える人の多くが、下記のような理由で相談を決めています。
・資金が尽きる未来が見えている
・食材など原材料の価格高騰に不安を感じている
・家族の介護が必要になり経営が難しい
・自分が病気になりお店を開けない
・お店を継いでくれる後継者がいない
いずれの悩みも、資金に余裕があるケースはほとんどありません。
原状回復工事が必要となると、借金をしなければならないことも多いです。
飲食店の居抜き売却にあたり、居抜き売却の専門業者であればどこでも良い、というわけではありません。
特に、下記の部分についてはしっかりと対応してくれる業者であることを確認してみてください。
・居抜き売却の実績がある
・大家さんを説得してくれる
・売却までの流れをしっかり説明してくれる
「どんな物件でも購入します!」と調子の良いことを言う業者ではなく、現状を確認し、責任を持って対応してくれる業者でなければなりません。
たとえば、居抜き売却をするためには必ず、大家さんや管理会社による承諾を得る必要があります。
そこで、借主本人ではなく、居抜き物件買取専門の業者から大家さんへ相談してもらえるよう、動いてもらわなければなりません。
また、下記のような相談に、親身に対応してくれる業者であることも大切でしょう。
・従業員に閉店する予定がバレたくない
・閉店を検討していることを大家さんに秘密にしたい
・住所が特定されないようにしてほしい
・お店の名前がバレないようにしてほしい
・近隣の店の人に閉店がバレたくない
「閉店をしたい」と考えているからと言って、まだ閉店を決定していないという人も多いでしょう。
また、あまり情報は周りにバレないようにしたい、と考えるひとが多いのも事実です。
なんでも希望どおりになる、というわけではありませんが、「無理です」の一点張りにするような業者ではなく、同じ目線で考えてくれる業者を選んでみましょう。
飲食店の居抜き売却をするとき、基本的には下記のような手順で進むことが多いです。
①居抜き物件売却の専門業者と相談する
②現地調査や査定を受ける
③購入希望者の内見を受ける
④店舗の引き渡し
ステップごとに、内容を詳しくご紹介します。
居抜き物件の対象となる店舗状況を、詳しく専門業者と話し合います。
・店舗の売却希望時期
・店舗の売却希望価格
・リースの契約状況
・造作物の有無
・造作物の不具合の有無
このような相談をもとに、居抜き物件の売却価格や、買取希望者の想定をしていきます。
平面図や賃貸借契約書を用意しておくと、話が進みやすいです。
相談時の情報や資料をもとに、現地調査もおこなうことで、詳しい物件情報を確認していきます。
また、物件だけでなく周辺情報も、付加価値になることが多いです。
物件の価値が高まる条件としては、たとえば下記があげられます。
・掃除が行き届いている
・常連客が多い
・周りの店舗オーナーとの関係が良い
・顧客になりうる層の情報が提供できる
・周辺の物件よりも優れた点があげられる
反対に周辺環境が悪いと、物件の価値が低く見積もられてしまうことが多いです。
査定額が具体的に決まれば、業者が情報を掲載し始めます。
購入希望者が現れた場合には、内見のスタートです。
いつ内見の希望が入るかわからないため、店舗の状態はいつもきれいにしておくことをおすすめします。
契約内容を取り決め、お互いに納得できたら居抜き物件の売買契約が起結します。
新テナント利用者からの入金が確認できたら、店舗を引き渡しましょう。
飲食店を閉店するのであれば、費用をおさえるためにまずしなければならないのが、居抜き物件売却の可否を確認することです。
大家さんの承諾なしに居抜き物件の売却を進めることはできないため、買取専門の業者と一緒に賃貸借契約書を確認し、どのように動くべきかを検討してみてください。
弊社では、居抜き物件の査定を無料でおこなっています。
居抜き物件の売却に関する不安や疑問についても、無料でご対応させていただいておりますので、お気軽にご相談くださいませ。