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2022/06/30
コロナ禍となり、飲食業界が全体的にダメージを負った現代。
一方でテイクアウトやデリバリーの売り上げは、コロナ前と比べて2倍に伸びるなど、需要の移り変わりが見られました。
そんな中、テイクアウトができる店舗の購入を検討し始めた人もいるでしょう。
逆に、より良い店舗を求めて今のテイクアウト店舗を売りたいという人も多いはずです。
▼この記事でわかること
・テイクアウト店舗は今売るべき?
・今テイクアウト事業の需要が高まる理由
・販売前に確認したい売却ポイント
この記事では、テイクアウト店舗をできるだけ高く売るために知っておきたいポイントをまとめてご紹介します。
結論、テイクアウト店舗を売るなら今がチャンスです。
目次
特に緊急事態宣言中のテイクアウトの売り上げの伸び率は高く、コロナに負けないビジネススタイルとして注目し始めた人も多いです。
さらに、テイクアウト時の軽減税率が適応されたこともあり、テイクアウトはまさに時代がきていると言っても過言ではないでしょう。
今まではテイクアウト事業に取り組んでこなかった飲食店なども、経営状況の落ち込みにともないテイクアウト商品の開発に乗り出しています。
コロナ禍の影響がまだまだ続いている今だからこそ、テイクアウト店舗はスピード販売しやすい状態なのです。
テイクアウト店舗に限らず、店舗を売る場合には大きく2通りの販売方法があります。
①スケルトン工事をして売却
②居抜き物件として売却
スケルトン工事とは、店舗の形を残さない状態にまで解体することです。
解体工事には小さな店舗でも工事費用が数十万円〜かかることが多く、費用がかかります。
一方で居抜き物件として売却する場合には、店舗をそのまま明け渡します。
解体工事をする必要がなく費用がかからないため、売却主にとって負担が減ります。
購入主にとっても、店舗の形をゼロから設計する必要がなくなるので、費用をおさえられるということです。
店舗を探している人は、すでに設備が備わっている方が良いと考える人も多いです。
例えば冷暖房器具をはじめ、コンロやオーブン、専用の焼き器が備わっていると、お店での営業がスムーズに進みます。
実は、同業を営んでいた店舗を探している人は珍しくありません。
今までの顧客をそのまま引き継ぐことができるだけでなく、専門機器をそのまま使える可能性が高いからです。
とはいえ、特に専門的な設備が備わっていない店舗でも、需要はあります。
例えば、店頭だけで販売すれば良いアパレルや、別の工場で作ったものを販売するだけのお弁当屋さんなどに求められることが多いです。
テイクアウト店舗を居抜き物件として販売する場合、今の店舗はどれくらいの価値がつくでしょうか?
高額販売ができる店舗には特徴があります。
①立地が良い
②設備が綺麗に整っている
③駐車場が近くにある
それぞれについて、チェックポイントを解説します。
テイクアウト店舗の場合、販売する飲食物がテイクアウトしやすいものという特性から、顧客単価が低い傾向にあります。
立地はテイクアウト店舗にとって譲れない重要なポイントになり、「開業費用や家賃が高くなっても良い場所に店舗を作りたい」と考える人は珍しくありません。
▼人気の立地
・駅近
・駅前
・商店街
・繁華街
さらに、多くの人が生活の導線上で立ち寄りやすい場所にある店舗は人気になりやすいです。
もし近隣にテイクアウト専門店がない場合は、独占市場にしやすいため有利な立地とも言えます。
人があまり通らないような場所や、わざわざ店舗だけに足を運ばなくてはいけない立地の場合には、販売価格に期待はできないかもしれません。
居抜き物件で販売する場合には、すでに設置されている設備の質についても判断基準になります。
例え年季が入っている器具や機械でも、丁寧に手入れをしてあるならプラスポイントになるでしょう。
専門器具があるからという理由で、高めの販売価格で決定してくれる買い手もいます。
販売を決めたら、必ず綺麗に掃除をしてから店舗を見てもらうようにしましょう。
今まではテイクアウトというと地元の人に愛されなくてはいけないイメージがありました。
しかし最近では、車で寄りやすい立地のテイクアウト店も重宝されます。
生活の導線上にない店舗でも、小腹が空いた仕事帰りに車で立ち寄りやすい場所などは、需要があるでしょう。
店舗に併設されているのがベストですが、近くに短時間なら無料で使えるコインパーキングがあれば、買い手にアピールできるポイントになります。
もし近くに駐車場がなくても、路上に駐車できるスペースがあればテイクアウトもしやすいです。
テイクアウト店舗を居抜きで販売するとき、例え好条件でなくても、できるだけ高く買ってもらいたいですね。
高額販売をしたいとき、おさえておくべきポイントは下記です。
①悪い点も伝えながらカバーする
②顧客情報をしっかり伝える
③販売知識のある業者に依頼する
それぞれのポイントについて解説します。
「早く買って欲しい」「高く買って欲しい」と考えるほど物件を良く見せたくなるので、悪いところは隠してしまいがちです。
しかし、悪い点は隠すよりもしっかり伝え、カバーできる理由も用意するのが良いでしょう。
例えば、近くに競合店がある場合にも隠さずに伝え、どう差別化をはかった結果どうなったのかまで伝えるのがポイントです。
今までの顧客の状態がどうなのか、どんな顧客と関係を作ってきたのかなども包み隠さず伝えましょう。
お客様の個人情報に繋がるものまで伝えるのは良くありませんが、客層や固定客に関する情報は重宝します。
例えば、毎週来てくれるお客さんがいることや、特別対応が必要なお客様の存在、よく売れる時間帯などもしっかり伝えることで、買い手の決断を後押しできるでしょう。
顧客情報を伝えることは、今までお世話になってきた顧客に対しても親切な対応と言えます。
最終的に重要なのは、店舗を仲介役として買取販売してくれる業者です。
業者に実績や実力があるほど、高単価で購入を検討してもらえる傾向があります。
まずは査定を依頼して、業者の対応をみるのがおすすめです。
テイクアウト店舗を売却したいなら、スケルトン工事に費用をかける前に居抜き物件での販売を検討しましょう。
スケルトン工事にはお金がかかるだけでなく、需要が減ってしまう可能性が高いです。
テイクアウト店舗の需要が高い今こそ、着実に高く売れる方法を選んでくださいね。
弊社では、無料でオンライン査定も行っています。
「この店舗を売ったらいくらになる?」など、お気軽にご相談ください。
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