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2023/06/23
飲食店の居抜き売却を決め購入者を募集すると、多くの場合に内見の希望が届きます。
みなさんもテナントだけでなく居住用の賃貸物件を決めるとき、内見を重視した経験があるのではないでしょうか。
そこで今回は、「飲食店の売却をコレで決めたい!」と意気込む経営者さんに向け、内見を迎える際のポイントを詳しくお伝えします。
▼この記事でわかること!
・内見で確認されるポイントとは?
・飲食店の売却に大切なこととは?
・高額で売るためのコツとは?
「内見をしてから購入を決めたい」というケースが多いため、まさに「勝負をする」つもりで準備をしておく必要があります。
ぜひこの記事でポイントをおさえて、スムーズに高額で取引ができるようにしてみてくださいね。
目次
飲食店の売却をするなら、ほとんど必ず内見の対応をすることになります。
内見自体は不動産会社が担当してくれることもありますが、売主も立ち会うことは可能です。
できるだけ高額で購入してもらえるほど黒字が増えるため、店舗の魅力はできるだけアピールできると◎。
とはいえ内見は1度だけでなく、数回にわたり細かくチェックに訪れられることもあるため、表面だけ良くみせてもバレてしまいます。
内見では、テナント購入希望者が重視したい部分からチェックされ、必要があれば質問を受けるのが自然な流れです。
どのような質問がきても答えられるように、事前に用意しておく必要があります。
飲食店の売却をするときに、買手が主に気にするポイントは下記の通りです。
①厨房設備
②排気ダクトやエアコン
③周辺環境
④客層
⑤閉店理由
それぞれのチェックポイントについて、詳しくお伝えしていきます。
居抜き物件の最大の魅力とも言えるのが、厨房設備の引き継ぎです。
できるだけ多くの厨房設備を引き継ぎたいと考え、同業の居抜き物件を中心に探す経営者もいます。
厨房設備で確認されるのは主に、状態や年式などです。
また、壊れている部分はないか、設置場所は使いやすいか、掃除は行き届いているかなども確認されるポイントです。
さらに、どこまでがリース品で引き継げないものなのかなども重要な判断基準になるので、必ずしっかり確認しておきましょう。
また、グリストラップも保健所検査の必須項目になりますので確認されるポイントになります。内見前に清掃しておくと好印象になるでしょう。
排気ダクトやエアコンは、正常に動いていないと大きな工事が必要になる可能性がある部分です。
必ず確認される部分なので、内見前には念入りに掃除をしておくことで印象が良くなるかもしれません。
なお、少しでも高く売りたいからといって嘘をついてもすぐにバレてしまうので、嘘をつくことはなく正直に現状を伝えましょう。
もし取扱説明書なども所有している場合にはあわせて見せておくと、より安心感を持ってもらえる可能性があります。
店舗の周辺環境も気にされるポイントです。
周りにある競合店舗の状況や業態、営業時間の傾向などもとても貴重な情報になります。
現在の営業時間と売上の上がりやすい時間なども、惜しみなく説明しておくことで検討してもらいやすくなるはずです。
たとえば上層階や下層階にテナントや住居がある場合にも、環境をしっかり伝えてあげましょう。
隠して疑いの目をもたれるよりも、分かる範囲で正直に伝えた方が信用してもらいやすいです。
また、大家さんの人柄や印象、関係性、抱えている問題などの細かい部分についても事前に伝えておくことで、取引がスムーズになる傾向があります。
現在の店舗にくる客層がどのような人たちなのか、詳しく説明して損はありません。
・近隣に住んでいる世帯の傾向
・時間帯ごとの客層年代
・ランチやディナーの人気傾向
たとえば上記のような内容は、メニューを具体的に考えるためにも大切な情報になります。
住宅街が近い店舗なら近隣の世帯、商業地区なら近隣の企業情報などを伝えて「自分のテナントに向いてるかも…?」と思ってもらえた場合には、売却の大きなチャンスです。
閉店理由はあまり触れられたくないかもしれませんが、そこでテナントを開きたい経営者にとってはかなり重要なポイントになります。
自分のお店にとってはベストなテナントではなかったかもしれませんが、違う業態で経営をすれば反対にメリットになるかもしれません。
へたに良いところばかりを語るよりも、閉店をすることになった本当の理由や、デメリットに感じる部分も伝えた方が、理想の取引になる可能性が高いです。
居抜き物件の売却をしたいときには、不動産会社に相談をしても取り合ってくれないことがあり、居抜き物件買取専門業者へ相談することが一般的です。
①大家さんへの交渉をサポートしてもらえる
②プロに契約を担当してもらえる
③契約までしっかりフォローしてくれる
居抜き物件買取専門業者に依頼すべき理由を、それぞれ解説しますね。
全てのテナントが居抜き売却できるわけではありません。
賃貸借契約書に「原状回復」の文字がある場合、ほとんどのケースでスケルトン工事が必要になります。
しかし、スケルトン工事をすれば大きな出費となるため、どうにか大家さんに交渉し、居抜き物件の売却を認めてもらわなくてはいけません。
居抜き物件売却専門業者に依頼をすることで、プロから大家さんへの交渉をサポートしてもらうことができるため、精神的なストレスからも解消されます。
一般的な不動産会社は、賃貸や売買に関するプロです。
しかし、居抜き売却となると契約形態が異なるため、専門的な知識がない傾向があります。
居抜き物件買取業者に依頼することでプロに契約を担当してもらえるため、「知らない間に売手に不利な条件になっていた…」などという心配がありません。
不動産会社は基本的に、大家さんの意思を第一優先にします。
居抜き物件の取引に一度応じてくれたとしても、うまくいかない流れになると契約を中止にしようとする可能性があります。
居抜き売却専門業者であれば、最初から最後までプロとして、契約にむけてスムーズに取引を進めてくれるので安心できます。
飲食店の売却時には、内見は必ずされるものだと思っていて間違いないでしょう。
居抜き売却をしたいということは、物件に価値をつけて売りたいということなので、商品のおすすめポイントとデメリットは用意しておくことが大切です。
まずはテナントがいくらで売れるものなのか、だいたいの目安を知るために査定を受けてみてはいかがでしょうか。
弊社では、飲食店などテナントの査定を無料でおこなっております。
査定結果を鵜呑みにするのではなく、その理由や改善点まで説明してもらえると、納得できる取引になるのではないでしょうか。
「飲食店の売却をしたいけど、何からすれば良いかわからない」
「自分の店舗がいくらで売れるものなのか知りたい」
「居抜き売却のやり方を教えてくれる業者にお願いしたい」
このようなかたは、居抜き物件買取専門業者の弊社まで、お気軽にご相談ください。
完全無料にて査定やご相談をうけたまわっております。